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AI検索では1番目、Google検索では3位|ホームページ公開から2週間の観察記録

以前、サイト公開から10日でAI概要に表示されたという記事を書きました。

あれから2週間ほど経ったので、その後どうなったかを記録しておきます。

結論を先に書きます。

AIの回答では1番目に出ますが、

AIモード

AIによる概要

通常の検索結果では3位にいます。 

Google検索結果「大治町 Web制作」

この2つが揃わない状態が続いています。

これは想定外ではなく、むしろ設計どおりです。

ただ、実際に数字として見ると考えることが多かったので、そのまま書きます。

 

AI検索と通常検索で何を観測したか?

地域名とサービス名を組み合わせた検索語で、Googleの3つの面を見ました。

  • AIモード … 対話形式で答えが返る面
  • AI概要 … 通常の検索結果の最上部に出るまとめ
  • 通常の検索結果 … 従来の10件のリンク一覧

結果はこうでした。

  • AIモード … 紹介された4社のうち1番目
  • AI概要 … 本文中で最初に名前が出る
  • 通常の検索結果 … 5番目前後

同じ検索語で、面によってこれだけ差が出ています。

 

AI検索で一番驚いたこと

順位そのものより、説明文の中身の方が重要でした。

AIが当社を紹介した文章は、こういう趣旨のものでした。

「独自CMSを用いたSEO・AEO対応のサイト構築や、AI時代に合わせたWeb運用効率化に強みがある」

これは、こちらがトップページに書いた説明とほぼ同じです。

AIが記事を読んで独自に要約したのではありません。

機械に読ませるために用意した文章が、そのまま使われています。

逆に言えば、ここを書いていなければ、AIは他の情報源から適当な説明を組み立てていたはずです。

自分の言葉で説明されるか、他人の言葉で説明されるか。 

その差だと感じました。

 

なぜAI検索のほうが先に反映されたのか?

確実な因果は分かりません。

Googleは判断基準を公開していないので、断定はできません。

そのうえで、思い当たる点を3つ挙げます。

 

会社の情報を機械が読める形で書いている

会社名、所在地、事業内容、対応エリア、代表者。これらを構造化データという形式で記述しています。

実装の詳細は構造化データで、サイト全体を一つの情報として繋ぐに書きました。

 

説明文をサイト全体で揃えている

実は先日、トップページと会社概要ページで会社の説明文が食い違っていたのを見つけて直しました。

同じ会社について、2箇所で違うことを主張している状態です。

人が読めば気になりませんが、機械にとっては矛盾です。

直したのは最近なので今回の結果には効いていないはずですが、こういう不一致を潰しておくことは効くはずだと考えています。

 

通常の検索は、時間がかかる

新しいサイトが、長く運用されているサイトと同じ検索結果で競うには、時間がかかるケースがあります。

今回も、AI面では早い段階から紹介された一方、通常の検索結果では中位に留まっています。

ただし、これだけで「サイトの運用歴が原因」と断定することはできません。

2週間の新しいサイトが、何年も運用されているサイトを追い越すのは簡単ではありません。

順位が中位なのは、むしろ自然な結果です。

一方でAIの回答は、そのページに何が書いてあるかを読んで組み立てます。

新しいサイトでも入り込む余地があるのは、この違いだと考えています。

 

検索結果を判断するときの注意点

良い結果が出ると書きたくなりますが、冷静に見ておくべき点があります。

 

AIの回答は毎回変わる

検索順位は、誰が見てもおおむね同じです。

AIの回答はそうではありません。 

同じ言葉で聞いても、日によって、人によって、返ってくる内容が変わります。

今回の観測は1回分の結果です。

「1位を取った」と言えるような安定したものではありません。

 

検索エンジンによっても見え方が変わる

同じ検索語を、Yahoo!検索でも試してみました。

こちらスマホで「大治 Web制作」の検索では、1番目に表示されました。

大治町 Web制作

 

Yahoo!はGoogleの検索インデックスを使っているので、順位の元になるデータは同じはずです。

それでも見え方が違いました。

理由は、検索結果の上に何を置いているかの違いだと考えています。

GoogleはAIによるまとめ、地図と店舗情報、関連する質問といった要素を上部に多く並べます。

Yahoo!はそれらが少なく、通常の検索結果が早く現れます。

つまり順位そのものが変わったのではなく、順位より上に置かれるものの量が違うということです。

同じ5番目でも、画面上のどこに現れるかはまったく別になります。

ここから言えるのは、何位か」だけでは実態が分からないということです。どこで測ったのか、その画面のどのあたりに出ているのか。そこまで見ないと判断を誤ります。

順位を1つの数字として扱う習慣は、そろそろ通用しなくなってきていると感じます。

 

条件が有利だった可能性がある

使ったのは地域名との組み合わせです。競合が少ない検索語では、そもそも選択肢が限られます。

より競争の激しい言葉で同じ結果が出るかは、まだ分かりません。

 

地図の枠には入れていない

検索結果には地図と店舗情報が並ぶ枠があります。

そこの上位には入れていません。

上位に出ている事業者にはレビューが付いていました。

ここは記事や構造化データではなく、別の要素が効く領域です。

やるべきことがまだ残っています。

 

ノーコードやAIツールでもできるのか?

こういう結果を書くと「特別なことをしているのか」と聞かれます。整理しておきます。

技術的には、ノーコードのツールでも同じことはできます。

多くのサービスがカスタムコードの埋め込みに対応していますし、構造化データそのものは生成AIに書かせることもできます。

ツールの制約ではありません。差が出るのは別のところです。

  1. 何を書くべきか知っているかどうか
    会社・著者・記事を識別子で結ぶ、という発想はテンプレートには入っていません。
    「構造化データを入れる」まではAIも教えてくれますが、どう繋ぐかは指示しないと出てきません。
     
  2. サイト全体で矛盾させないこと
    1ページずつ作っていくと、説明文のズレは必ず生まれます。
    実際に当社でも起きていました。
    全体を見て揃える作業は、ページ単位のツールでは扱えません。
     
  3. 書き続けること
    2週間で14本書きました。
    テーマを絞って継続することは、道具では代替できません。

つまり、ツールでは作れない」のではなく、「知らなければ入らない」ということです。

そして多くのテンプレートは、これらが入っていない状態で配布されています。

 

これから何をするのか?

2週間の結果を踏まえて、次に手を付ける予定のものです。

  • Googleビジネスプロフィールの整備 … 地図の枠はレビューが効きます。構造化データでは届かない領域です
  • 実際の検索語の確認 … どの言葉で表示されているかを見て、記事のテーマを調整します
  • 通常の検索順位の底上げ … AI面だけに頼るのは不安定なので、土台を固めます
  • 継続的な観測 … 1回の結果では判断できないので、間隔を空けて記録します

 

まとめ

2週間経って分かったのは、AI面と通常の検索は、別々に動いているということです。

片方で上位に出ても、もう片方は中位のまま。逆もあり得ます。

どちらか一方を見て一喜一憂しても意味がありません。

さらに検索エンジンごとに、結果の組み立て方も違います。

どこで測るかによって「順位」の意味が変わります。

そして、AIに正しく紹介してもらうために効いたのは、特殊な技術ではありませんでした。

会社について書くべきことを、機械が読める形で、矛盾なく書いておく。 

それだけです。

地味ですが、やっている会社は多くありません。

だからこそ、今は差がつきやすい時期なのだと思います。

また変化があれば記録します。

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